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R.N.A. Organism:R.N.A.O Meets P.O.P.O (MKY035)
¥5,500
阿木譲が主宰した関西アンダーグラウンドの伝説的レーベル〈Vanity Records〉に残された、京都の匿名ユニットR.N.A. Organismによる関西実験音楽シーンの重要なドキュメント『R.N.A.O Meets P.O.P.O』が初の単独アナログLPとして公式リイシュー! 佐藤薫 (EP-4)プロデュースによる日本のオルタナティヴ・ミュージック黎明期を代表する「R.N.A. Organism」が1980年に残した唯一のアルバム。原始的なドラムマシンの演奏や謎めいたヴォーカル、奇怪なサウンドやエフェクトの数々によって織りなされる、アノマリーでパッキッシュなエレクトロニクス・ダブ/エクスペリメンタルNWの永遠の名作。Stephan Mathieuによるオリジナル・マスターテープからの新規リマスタリング&〈RTI〉での高品質プレス、オールドスタイルなチップオンスリーヴ仕様。佐藤薫によるエッセイ(英語)も掲載されたインサートが付属。 ※ アルバム最後のlocked grooveも再現! プレイヤーのオートリターンをオフにしてお楽しみください。by Kaoru Sato ★特別付録 佐藤薫による“日本語版”エッセイ & Little Something from R.N.A.O
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SÔ-SI SUZUKI + JUN MORITA:LA MUSIQUE DE LA CRUAUTÉ
¥2,750
SOLD OUT
「残酷演劇」を提唱した異端の作家アントナン・アルトーが妄想した音楽があったという。それはどのようなものであったのか。仏文学者でアルトーの主要翻訳者の一人、作家、EP-4創設者の一人でミュージシャンという鬼才・鈴木創士と、古今東西の音楽に精通し、AI・エ レクトロニクス技術を自家薬籠中のものとする音楽家・森田潤の手により、著作から一世紀近くを経て、「残酷の音楽」としてついに生成され、今、立ち上がる。 鎌倉の特殊音楽バー「カフェ・アユー」の新レーベル、Les Disques d’Alleurs(ディスク・アユー)が世に放つ第一作。2023年の前作「Vita Nova」のモチーフともなったアルトーに全面的に取り組んだ本作は、「演劇とその分身」などで語られるアルトーの思想を踏まえて構築され、著作のテキスト、アルトー自身の声(音)・言葉、AI生成音などを用い、それらを歪んだノイズ、喧騒と反復、解体された甘美な古典、寂 寥としたアンビエントなどで包み込んだ全10曲で構成される、比類なき異形の傑作。 ブックレット(8P) / 歌詞対訳付き 解説:市田良彦 ※2024/5/18 より発送開始いたします。
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季刊誌 AGI 6 / MERZBOW Ⅳ
¥2,860
季刊誌 AGI 6 / MERZBOW Ⅳ http://studiowarp.jp/kyourecords/agi6/ 読み応え充分すぎるR.N.A.ORGANISM特集は必読! モーリー・ロバートソンのR.N.A.O日米大河ドラマ、よろすずのR.N.A.O政治論、森田潤が明かすR.N.A.Oの秘密、市田良彦⇄鈴木創士「騒音書簡」特別編、佐藤薫×野田努R.N.A.Oインタビュー、阿木譲 『ロック・マガジン』、謎の画像などなど、詳しくは本誌にてお楽しみください。 監修:中村 泰之 著:秋田昌美、川崎弘二、佐藤薫、モーリー・ロバートソン、鈴木創士、森田潤、市田良彦、野田努、よろすず、久世、木澤佐登志 ISBN:978-4-86400-047-5 発売日:2023年11月15日 版型:B5(257×182×13mm) 発行元:きょうレコーズ 発売元:株式会社スタジオワープ
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R.N.A.ORGANISM BIG TOTE BAG
¥3,850
日本のポスト・パンク期を代表するユニットとして再評価の機運高まるR.N.A.オーガニズムのヴァイナル「R.N.A.O Meets P.O.P.O」のジャケ画像をプリントしたφononオリジナルトートバッグです。LPが何十枚も入ってしまう大容量、たたんで携帯できるのでエコバッグとしても大活躍してくれます。裏面には、21世紀に新たに出現した「伝染音生命体」の印、生物進化、地球の生態系にも影響を与えることとなるでしょう。コットン100%、エコマークつき、地球にも自分にもやさしくウイルスを培養できます。
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R.N.A.ORGANISM T-shirt
¥5,500
日本のポスト・パンク期を代表するユニットとして再評価の機運高まるR.N.A.オーガニズムのヴァイナル「R.N.A.O Meets P.O.P.O」のジャケ画像をプリントしたφononオリジナルTシャツです。首下にチラリとのぞくのは、21世紀に新たに出現した「伝染音生命体」の印、生物進化、地球の生態系にも影響を与えることとなるでしょう。ベースには100%オーガニックコットンのTシャツを使用、地球にも自分にもやさしくウイルスを培養できます。
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Sô-si Suzuki + Jun Morita:Vita Nova (SRSW 502)
¥2,420
仏⽂学者、作家、ミュージシャン、そしてEP-4の創設メンバーの⼀⼈でもある鈴⽊創⼠と、ワールド・ミュージック、ジャズ、エレクトリック・サウンドなどを跨ぐDJであり、近年はモジュラーシンセを⽤い即興性を重視した演奏、制作を積極的に⾏っている森⽥潤による共演盤。これまでにライブやCDR作品『LAST CHANCE IN KOENJI』などで既に共演を重ねていた両者が初の公式盤として送り出す本作『Vita Nova』には、「五⽉⾰命」をコンセプトに、EP-4の佐藤薫を含む複数名のゲストによる声を巻き込みながら、演奏の徹底した推敲を経て完成された「組曲68年5⽉」を含む全11曲が収められている。
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Chiko Hige x Kaoru Sato
¥2,750
12“ EPレコード(1985年盤) テレグラフより発売された12" EP、チコ・ヒゲ(ジェイムス・チャンス&コントーションズ、フリクション) と 佐藤薫(EP-4) のユニットによる唯一の音源。
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EP-4:Found Tapes
¥2,750
12“ EPレコード(1984年盤) テレグラフから発売された12" EP、レコード化を目的とせずに録り溜めた発掘テープをEP-4自ら再構成。
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M.U.D.R.O.M.:THE END OF THE LOOP(SPF-024)
¥2,200
マッドロムは、電子音楽家としての活動や電子楽器テノリオンの公認奏者として知られる“ルビオラ”と、日本のオルタナ系最重要カルト・グループ EP-4 でパーカションを担当する“ユン・ツボタジ”、そしてラテン系ドラマー/パーカショニストとして幅広い活動を展開する“アートハンド”──、関西を中心に‘80年代より現役で活動を続ける三者の出会いから結成されたユニットだ。エレクトロニック/ラテン/ファンク……などに、トライバルな要素を融合させた「黒いインダストリアル」サウンドを身上とする。 本作『ジ・エンド・オブ・ザ・ループ』は、ルビオラが制作したトラックを脱構築しつつ、電子的に組み換えたユン・ツボタジのパーカッションを軸に再構築。そこにアートハンドが即興演奏で参加し、最後にシンセティックなトリートメントを施すというのがプロダクションの基本的なフローだという(ライヴ演奏ではどんなアイデアが提示されるのかが楽しみになるコンセプトだ)。こうして黒いインダストリアルが強度を増しながら、自ら「インダストライバル (Industrial+Tribal)」と名づける新ジャンルのサウンドへの方向性を見極めた、新時代の部族的グルーヴを創出している。 ライナーノーツ:中村弘二(ナカコー) ジャケットデザイン:Material (Mgmd A Org)
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Jun Morita:60 Snippets(SPF-023)
¥2,200
ソロ作品として『L’ARTE DEI RUMORI DI MORTE (SPF-004/’18)』と『SONUS NON CAPAX INFINITI (SPF-017/’20)』をφononから発表しているモジュラー・シンセ奏者、DJ、そして音楽的倒錯者である森田潤。本作『60 Snippets/シクスティ・スニペッツ』は、少々これまでとは毛色の異なる、言わば実験的エチュードのような性格を明確にした作品。 自身のライヴ音源から無数に抽出した60秒の「音のカケラ(欠片)」、そこから更に60個を選択し収録順に電子楽器の自動演奏を応用して配置するという試み。乱数的パラメータであるはずの素材から「死の騒音」なる有機的とも言える規則性と、眩暈をもよおすようなシーケンスが生成される。これは、結合エントロピー/相互情報量として定義できるような音楽である。 そこでは、音の量子的状態、フィボナッチ数、またはエントロピーの純度などが反映されている。ある要素が前後に隣り合う要素と常にその位置を換えながら進行しているような、渦を巻きながら巻きもどる正と負の交差。無秩序(でたらめ)に集められ選択された音のカケラ、でたらめに重なり合ったカケラの集合/配列──。本作での森田潤は、自由度の大きさに関わるエントロピーの本質を見出すために「音的な確率」との闘争を繰り広げているように思える。 もっともその闘争は、もちろん数式だけではなく、真っ当な直感によって成立しているわけだが、そのヒントとなる森田自身の制作ノートと、市田良彦のテキストも添えられている。 インナーテキスト:市田良彦 ジャケットデザイン:Material (Mgmd A Org)
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R.N.A.O "contagium vivum sonitus" KIT
¥8,250
SOLD OUT
日本のオルタナティヴ・ミュージック黎明期を代表するユニットとして注目される”R.N.A.オーガニズム”の未発表ミックス音源集発売! Vanityレーベルから1980年に発売された唯一のアルバム制作時の別ミックス/ヴァージョンが、40余年の眠りから今ついに目覚める……。アブストラクトでフリーキー、オリジナル盤とは異なるアスペクトでその全貌を明らかとした決定盤、二枚組LPとCDにオリジナルトートバッグのついたリミテッドキット! ※2021/7/22より発送開始いたします。
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R.N.A. ORGANISM:Unaffected Mixes plus(SWDTR 11)
¥5,500
『ダークエイジに蘇る 元祖ミュータント・ポップ!』 日本のオルタナティヴ・ミュージック黎明期を代表 するユニットとして注目される”R.N.A.オーガニズ ム”の未発表ミックス音源集が2LPで発売! Vanityレーベルから1980年に発売された唯一の アルバム制作時の別ミックス/ヴァージョンが、40 余年の眠りから今ついに目覚める......。アブストラ クトでフリーキー、オリジナル盤とは異なるアスペクトでその全貌を明らかとしたヴァイナル決定盤!! 〈トラックリスト〉 A 01 Marcia su Roma 02 Substance Came from You (Singular) 03 After Post 04 Bring es zu Nichts 05 Geuliseudo Seongtanjeol C 01 African Development of Mutation 02 Pravda Diletant 03 Matrixing Contagion G 01 Vor 22 02 Substance Came from You (Plural) 03 Post Later 04 Naughty Astronaut U 01 Nativita e Presepi 02 Codice sur Africa 03 I Dilettanti 04 Matriks Berjangkit 仕様:LP(2枚組)レコード
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R.N.A. ORGANISM - TOTE BAG
¥3,300
日本のオルタナティヴ・ミュージック黎明期を代表するユニットとして注目される”R.N.A.オーガニズム”の未発表ミックス音源集発売記念トートバッグが完成!LPも楽々入る大型サイズ(W40 x H44)、持ち運びにも便利な5ozのコットン製です。
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R.N.A. ORGANISM:Unaffected Mixes ±(SPF-022)
¥2,200
日本のポスト・パンク期を代表するユニットとして再評価の機運高まるR.N.A.オーガニズムの未発表ミックス音源集『Unaffected Mixes ±』。 同ユニット唯一のLP『R.N.A.O Meets P.O.P.O』(Vanity 0006, 1980)では、都会的なアフォリズムとエレクトロ・ミニマリズムを背景として、様々なガジェットを用いたスーパーチープなオルタナ・ダブを展開。海外を中心に「日本の元祖ミュータント・ポップ」などと評され、Vanity作品の再発も相まって話題となっていた。2020年に同レーベルのボックスセット限定で未発表ミックス集『Unaffected Mixes』を発表し、単独での同作品発売が待たれていたが、収録トラックが多少異なる本作『Unaffected Mixes ±』という形でリヴァイス発売となった。一聴してわかるのが、Vanityのオリジナル盤LPとは印象がかなり異なることだ。当時スタジオで録音された多くの断片から、メンバー/プロデューサーによって切り貼りや編集が施されカセットテープに残されていたこれらの音源には、ユニットの方向性がよりヴィヴィッドに示されているのだろう。とはいえどちらも、70年代後期から80年代初頭に勃興した世界のインダストリアル・サウンドに共鳴するレシピから提供された貴重な記録となっており、COVID渦中に混合雑音突然変異した無機的生命体からの箴言でもある。 「R.N.A.オーガニズムのサウンドには彼ら独自の皮肉なユーモアと冷め切ったミニマリズム、スキゾフレニックなサウンド・コラージュが錯綜している。」──野田 努(ライナーノーツより) ライナーノーツ:野田 努 (ele-king) ジャケットデザイン:Material (Mgmd A Org)
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TENTENKO:My Sweet Dream: The Best of Private Tracks #2(SPF-021)
¥2,200
新時代のミュータント・ポップを体現するテンテンコが、自主レーベル(テンテン・レコーズ)で発表を続けるプライベート作品のCD-Rから選りすぐったベスト・トラック集の第二弾! 2018~2021年の作品を中心に未発表トラックを加え全13曲をコンパイルしたのが本アルバム『My Sweet Dream/マイ・スウィート・ドリーム』。 脳髄に切り込むメタリックなインダストリアル・ビートから、カラフルなフレーズが心地よく響くテクノ・ノイズに、パルス・ビート発するエレクトロ・ファンクまで……。そこに、アンビエントやドローン、宗教音楽まで合流したような不可思議空間が現出する。カシオトーン、リング・モジュレーター、ポータブル・シンセ──などのデバイスを自ら操るテンテンコの「甘い夢」が、エレクトロ・ビートの上で弾んでいる。 さらに初回プレス限定で、コラボ・ユニット”MikaTen”でテンテンコの相方をつとめるT.Mikawaこと美川俊治のセレクションによる初期作品集ボーナスCDが付属。2015~2016年に発表した15トラック(!!)を収録し、貴重なアーカイヴを構成しています。 ライナーノーツ:美川俊治 (非常階段/Incapacitants/MikaTen/mn/UNDER-T) ジャケットデザイン:Material (Mgmd A Org)
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V/A - Somewhere Between Somewhere Between: Mutant Pop, Electronic Minimalism & Shadow Sounds of Japan 1980-1988
¥1,650
《Cassete Tape》 Light In The Attic のジャパン・アーカイブ・シリーズ。日本の80年代のアンビエント、エクスペリメンタルポップ、エレクトロニックミュージックをメジャー、インディーの壁を越えてコンパイル! 日本のミュータントな80's アンダーグラウンド・ポップスの魅力を余すところなく詰め込んだ画期的コンピレーション・アルバムです。
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V/A - Somewhere Between Somewhere Between: Mutant Pop, Electronic Minimalism & Shadow Sounds of Japan 1980-1988
¥2,200
SOLD OUT
《CD》 Light In The Attic のジャパン・アーカイブ・シリーズ。日本の80年代のアンビエント、エクスペリメンタルポップ、エレクトロニックミュージックをメジャー、インディーの壁を越えてコンパイル! 日本のミュータントな80's アンダーグラウンド・ポップスの魅力を余すところなく詰め込んだ画期的コンピレーション・アルバムです。
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V/A - Somewhere Between Somewhere Between: Mutant Pop, Electronic Minimalism & Shadow Sounds of Japan 1980-1988
¥4,400
《LP:レコード》 Light In The Attic のジャパン・アーカイブ・シリーズ。日本の80年代のアンビエント、エクスペリメンタルポップ、エレクトロニックミュージックをメジャー、インディーの壁を越えてコンパイル! 日本のミュータントな80's アンダーグラウンド・ポップスの魅力を余すところなく詰め込んだ画期的コンピレーション・アルバムです。 <Track list> 1. Noriko Miyamoto - Arrows & Eyes 2. Mishio Ogawa - Hikari No Ito Kin No Ito 3. Yoshio Ojima - Days Man 4. Mkwaju Ensemble - Tira-Rin 5. R.N.A-ORGANISM - WEIMAR 22 6. Naoki Asai - Yakan Hikou 7. Takami Hasegawa - Koneko To Watashi 8. Mammy - Mizu No Naka No Himitsu 9. Dip in the Pool - Hasu No Enishi 10. Wha Ha Ha - Akatere 11. D-Day - Sweet Sultan 12. Perfect Mother - Dark Disco-Da·Da·Da·Da·Run 13. Neo Museum - Area 14. Sonoko - Wedding With God (À Nijinski)
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KISHINO TABATA BROPHY:Dangerous Orbits(SPF-020)
¥2,200
ログレッシヴでサイケデリックなエレクトロ・ロック・ユニット「KISHINO TABATA BROPHY (KTB)」のワン&オンリーなアルバム『Dangerous Orbits/デンジャラス・オービッツ』。 ZENI GEVAのリーダー/ヴォーカリストとして知られるKK NULLこと岸野一之と、オーストラリアでは日本贔屓のマルチ・アーティストとして知られるフィリップ・ブロフィが90年代中頃に出会い、その後ブロフィのリクエストで2人の共作プロジェクトが発動したというのがことの始まり。岸野が基本リズムとトラック構造をコンピュータで制作し、そこにブロフィがメルボルンのスタジオでドラムスを重ねるというスタイルで録音作業を進めた。しかし漠然とした物足りなさで作業が停滞していた時期に、岸野の長きにわたる盟友であるギタリストの田畑満に声をかけたことで、インストゥルメンタル・トリオ“KTB”として一気に楽曲が発展し完成に至ったというのが、本アルバム誕生の経緯だ。そのサウンドはヘヴィーでサイケ、そしてスペイシーなロックに、電子音楽やノイズが自然発生的に融合した啓発的でハイパーリミナルな宇宙を織りなしている。 ジャケットデザイン:フィリップ・ブロフィ & Material (Mgmd A Org)
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Singū-IEGUTI:Epitaxophone(SPF-019)
¥2,200
2018年にファースト・アルバム『Diffraction/ディフラクション』(SPF-006)を発表し、珠玉のノイズ・アンビエントを響かせたトリオ・プロジェクトSingū-IEGUTIによる3年ぶりの2ndアルバム『Epitaxophone/エピタクソフォン』。編成は、広島県在住のKIYO (drums)とKETA RA (guitar)の兄弟からなるエクスペリメンタル即興ユニットSingūに、EP-4 [fn.ψ]で佐藤薫とパートナーを組むシンセ/キーボード奏者の家口成樹が加わったユニット。家口のもつ洗練された知的な感性と、ドラムス+ギターにエレクトロニクスやプログラミングを絡ませたSingūの即興的な柔軟性が織りなす精緻な響きが、薄膜結晶のように何層にも重なり音相エピタキシーを構成している。 ファーストCDのリリース後、2017年以降の即興セッションや新たな録音を基に集積/構築作業を重ね、約3年かけて完成したのが本作。森田潤にインスパイアされたモジュラー・シンセを導入したり、基本に立ちもどったシンセの音づくりを意識しながら、スペイシーな“シャーマニック・アンビエント”が結晶化している。 ライナーノーツ:井上潤一 (詩人) ジャケットデザイン:Material (Mgmd A Org)
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【Special Bundle】2CD + Original T-shirt set
¥4,400
SOLD OUT
《期間限定スペシャル企画》フォノンのCDを2枚まとめてご購入いただくと、もれなくオリジナルTシャツを1枚プレゼント!ご注文の際にCDタイトル(またはCDの品番(例: SPF001)を備考欄にご記入ください。CDは同タイトル2枚のご購入でもOKです。 ※Tシャツの柄やサイズは選べません。
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Dave Skipper:Elijah / エリヤーフ(SPF-018)
¥2,200
日本で活動する現役のキリスト教宣教師で、モジュラー・シンセの伝道者でもあるデイヴ・スキッパーの初アルバム『エリヤーフ』。モジュラーや数々の機材を駆使したアブストラクトな電子音と、リアルでフィジカルなコンクレート音を組み合わせて描写されるのは、旧約聖書の一部で古代ユダヤ歴史書のひとつ「列王記」に登場する預言者エリヤ(エリヤーフ)の物語。ただし、ここで聴かれるその音(物語)は、揺るぎないテンションと巧みな構成力に支えられた、紛れもないノイズ・ミュージック。スピリチュアル・ハーシュ・ノイズである。 インダストリアル/ノイズ・ミュージックのあるアスペクトとその出自には、サイケデリックに端を発するペイガニズム~ネオ・ペイガニズムとの親密な関係があり、そこから派生し専らアンダーグラウンドな活動を続ける反語的クリスチャン・ノイズ・ミュージックは世界中に散在する。しかし、その心性/思想性において、このアルバムほどCCM (Contemporary Christian Music)に近似したコンセプチャルで反啓蒙主義的な作品は稀だろう。もっと驚くべきは、その音が一神教や宗教一般にさえ縁遠いジャパノイズ・カルチャーから出現したことだ。ノイズ・ミュージック・ファンだけでなく、ヘヴィ/エクストリーム・ミュージック・ファンにも絶対の強力推薦盤! ジャケットデザイン・内山園壬 カバー写真:日下聡
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Jun Morita:Sonus Non Capax Infiniti(SPF-017)
¥2,200
2018年発表の1stソロ・アルバム『L’ARTE DEI RUMORI DI MORTE』が話題となった森田潤による2ndソロ作品『Sonus Non Capax Infiniti』。モジュラー・シンセによる即興的自動演奏を核とするソロ・オーケストラに、齡70超の匿名夫人マダム・アノニモ、山崎春美や佐藤薫のほか、フルート奏者Miya、ヴォイスのNadiah Soraitら豪華アーティストを迎え、78分におよぶ音楽絵巻を披露してくれる。超散文的電子音楽として特異な評価を得た前作から、ブレイクビーツ、ハウス、ジャズ、ワールド・ミュージック……をDJメソッドの批評軸で倒錯させるユニークで跛行的なリズム・メイキングと、あらゆる音響要素を変換する媒介子としてのモジュラー・シンセによる音楽的発展を示す本作は、地球的アンチ・オリジナリティにまで昇華されている。 同時に、COVID禍と近代史をテーマにした強烈なトラック「Dancing Pain」と「Modus Vivendi」にも着目してほしい。これは、21世紀に蘇った“激動する20年代”のエポック的作品である。タイトルは、直訳すると“音は無限を含まない”──人間固有の聴覚体験を指している。さらに、初回プレス限定でライブ録音ボーナスCDが付録に! 本編と合わせ全尺150分を超える大作だ。 ライナーノーツ・関口義人 ジャケットデザイン・内山園壬
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Seiichi Yamamoto : CAFÉ BRAIN(SPF-016)
¥2,200
『待望4年ぶりのソロ・アルバムは時下清福の脳内風景ミュージック』 コマーシャル・リリースとしてのソロ名義作品は16年の『Palm』以来4年ぶりとなるリビングレジェンド山本精一によるソロアルバム。ライヴ用に制作した素材やライヴ録音のフラグメントに新録を重ねながらトリートメントを施し、ミックスからマスタリングまで山本自身の手技で仕立てられた完全ソロ作品となっている。アブストラクトな構成主義的トラックから、ダークに加速するアンビエント音像まで──瞬間に音が音を侵食し、あるいは拒絶し、またある刹那にそれを感受する──その狭間で軋むような、山本精一らしい多層的アスペクトを包み込む脳内音風景がひろがっている。 ジャケットデザイン・Material