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Axel Dörner:inversich(SPF-015)
¥2,200
異形のトランペッター「アクセル・ドナー」のφonon第2作となるソロ・アルバム。2018年に第1作として発表した『unversicht/ウンフェルジヒト』は、ポストデジタル時代の指標としてその存在の特異点を示した作品となっていたが、本作でも電子的に拡張/メタモルフォーゼさせたトランペット音による孤独な実験の成果を、一連の新世紀音響ガイドとして聴く者に提供する。タイトルの『inversich』とはドナーによる造語で存在しない単語だが、ドイツ語的には、反転/自己/逆の/私の/逆しま/自分自身──などの意味的交わりを想起させながら、前作『unversicht』と共鳴している。多様なプレイヤーとのセッション作品が多いドナーながら、ここでは続編として一貫した圧倒的ソロ・アンサンブルを構成する。 ライナーノーツ:渡邊未帆 ジャケットデザイン:日下聡
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Various Artists:Mutually Exclusive Music 2(SPF-014)
¥2,200
『モジュラー・シンセ再び咆哮──待望のコンピ第2集!』 貪欲騒音機械を操る、グレイヴスタイル (宇川直宏+森田潤)/ギャルシッド/フューエルフォニック/デイヴ・スキッパー/ハタケン──5ユニットが参加。これこそモジュラーのダイバーシティだ。你墜入騒音地獄──森田潤・法外監修!副題『Cohesion and Coupling of Modules(モジュールの凝集度と結合度について)』は、電子楽器のプログラミング/パッチングの相互排他的な抽象度による関係反転原理が、操作する者とその音楽作品としての効果/結果に及ぼすある種の仕掛け/ギミックのことだ。それは、前作のシニカルなエレクトロ・ビートの概念から、アンビエントやハーシュ・ノイズなどを包摂していく本作の編纂過程でもある。 ライナーノーツ:毛利嘉孝 ジャケットデザイン:福永和三郎
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Radio ensembles Aiida:by chance ≒ by choice(SPF-013)
¥2,200
BCLチューナーを抱えたラヂオデリックなパフォーマー「Radio ensembles Aiida」の新作!前2作のフィールド一発録音による偶然性の高い”音日記”的作風を発展させ、同様のフィールド音源から厳然とした意図によるコンポジションを施した作品などが加わったのが特徴だ。曲づくりの手法に独自のチャンス・オペレーションを導入したことで、聴く側の意識のあり方への問いかけが明確になっている。平成ラストデイ@DOMMUNEでの”φonon Radio Orchestra”ライヴ演奏も収録。ライナーノーツ:中原昌也 ジャケットデザイン:河村康輔 マスタリング:noguchi taoru
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Tentenko:Deep & Moistures(SPF-012)
¥2,200
ジャンルや空間を自在に往来する愛らしきエレクトロ・ノイズ・ミュータント”TENTENKO”。ライヴ会場や通販で発表してきた自主制作CD-R作品中でシリーズ化した「Deep & Moistures」から、選りすぐりトラックをテンテンコ本人と佐藤薫がコンパイル! 100%ハンドメイドの風合いと、どこかユーモラスでヒューマンなタッチが大きな魅力だ。無尽蔵のアイデアと無邪気なチャレンジ精神が伝わる全14トラック(含未発表曲)。 ライナーノーツ:伊東篤宏 ジャケットデザイン:Material
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Madam Anonimo:il salone di Anonimo(SPF-011)
¥2,200
これはいったい何なのか!? 謎の匿名女性歌手「Madam Anonimo (アノニモ夫人)」から届いたファースト&ラストCDアルバム。出所不明で解説不能ながら、アカペラ一発録りのその歌声に、森田潤が歓喜の一人集団エレクトロ即興楽で呼応した奇蹟の作品だ。60年代にアングラ劇団のディーバを務めてから半世紀、世界とジャンルを自在に横断し、70歳を過ぎたという彼女が示すその先は……ようこそアノニモ夫人の部屋へ! ライナーノーツ:佐々木敦、市田良彦 ほか ジャケットデザイン:内山園壬 ※初回プレス限定ボーナスCD付
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Heteroduplex:Without Words, Without Silence(SPF-010)
¥2,200
禅の僧侶による『電子の共鳴箱』 宗教家としての視座から楽曲を描く……そんな試みを続けてきた現役の臨済禅僧が興したソロプロジェクトが「Heteroduplex (ヘテロデュプレクス)」だ。修行の傍らにアジアの聖地を巡って録りためたフィールド・レコーディング素材のコラージュと、親しんできた電子楽器のミクスチュアが無修無証の身体~アンビエントに染み込んでゆく。それは、エレクトリカルな公案であり、経典を再編するかの如き意志による非ニューエイジ的な試みでもある。 ライナーノーツ:鈴木創士 ジャケットデザイン:内山園壬
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bonnounomukuro:My Pretty Pad(SPF-009)
¥2,200
家口成樹の監修でφononよりリリースされたコンピレーション・アルバム「Allopoietic factor」への参加も記憶に新しい bonnounomukuro は、それまでにも日野浩志郎(YPY/goat)の birdFriend や虹釜太郎の ICERICE などのレーベルから、カセット/CD-R/データ配信──各種のフォーマットで多くの作品をリリースしてきた。本作にも家口成樹をサポートに招き、未発表/新作合わせて13時間以上に及ぶ音源からセレクトされたという”だいたい妄想”の13トラックをCDパッケージに収録。神戸某所の秘密のアジトに用意されたコックピットに座るだけで自動生成されるという、音と音楽の隙間に増殖する「軽み」と「細み」のギミック・グルーヴ……。初見はサイコパス(?)、その実態はゆるキャラ系(?)というbonnouワールドは、電子音のダイバーシティを体感させてくれる類い稀な空間である。 ライナーノーツ:家口成樹 ジャケットデザイン:MATERIAL
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Various Artists:Mutually Exclusive Music(SPF-008)
¥2,200
貪欲騒音機械を操る4人の猛者、森田潤、Hair Stylistics (中原昌也)、DoraVideo (一楽儀光)、齋藤久師──による画期的コンピレーションCD。森田潤・責任編集!CVに挿入された1本のケーブルが生んだモジュラー・シンセからの報告書でもある。ここ数年で大きな話題となり、世界中の大小メーカーがこぞって参入するモジュラー・シンセ市場には、千種を超えるともいわれる様々なモジュラーが流通。しかしハード先行の話題がともすれば音楽そのものに《?》を投げかける今、このアルバムがその疑問符へのメルクマールとなる。 ライナーノーツ:小林径 ジャケットデザイン:内山園壬
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Axel Dörner:unversicht(SPF-007)
¥2,200
ヨーロッパや日本をはじめ世界を駆け巡り多彩な演奏活動を続けるドイツ出身のトランペット奏者”アクセル・ドナー”のソロ・アルバム。彼の参加したあまたのセッション作品とは異なり、トランペット音とエレクトロニクスを加工編集した実験的な音像作品。タイトルの「unversicht」とはドナーによる造語でドイツ語に存在しない単語だが、ドイツ語的には、不可視/予期しない/透明/不確実/無保証/肝要──など、様々な意味の交わりを想起させる言葉の遊びであると同時に全く無意味な単語でもあるという。加工され拡張し変形され編集することで生まれる多様な音像が、そのタイトルどおりに音韻的変化を想起させ、類い稀なるソロ・アンサンブルを構成している。 ライナーノーツ:佐々木敦 ジャケットデザイン:内山園壬
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Singū-IEGUTI:Diffraction(SPF-006)
¥2,200
EP-4 [fn.ψ] で佐藤薫とパートナーを組むシンセ/キーボード奏者で、ラップトップ・アー ティストでもある家口成樹が、広島県在住の KIYO (drums) と KETA RA (guitar) の兄弟からなるエクスペリメンタル・ユニット Singūと合体したトリオ・プロジェクト Singū-IEGUTI の『Diffraction』。ファースト・アルバムとなる本作には、ユニークな音楽 感性をもつ家口らしい穏やかで知的なアプローチと、プログラミングやエレクトロニクスのほかギターやドラムなど生楽器も取り込む Singūの柔軟性が織りなす、美しく精緻でアンビエント~エレクトロニカ色の濃い 10 曲を収録。2016 年から 17 年にかけて行われた 数回の即興演奏をもとに制作された。
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HOSOI Hisato:BaBaQue(SPF-005)
¥2,200
チルドレンクーデターの首謀者、ホソイヒサトによる約27年ぶり のソロ・アルバム!作曲、ベース、サンプリング、ループ、素材コラー ジュ、シンセサイザー演奏から打ち込み、ミックスなど殆どの制作工程をホソイ自ら手がけたのちに、佐藤薫が最終調整で協力した渾身の 1 枚。 タイトルはサルバドール・ダリの「Babaouo」の語呂に魅了されたことをきっかけに思いついたもの。ホソイらしい不穏なノイズや攻撃的なビー トが次々と襲いかかる(ちょっとこわい)曲が揃っている。EP-4 unitP のために制作したトラックを用いた曲や自身の 27 年前のファースト・ ソロ『GEORGIA!』の曲をサンプリングしたものなど、トラックメイカーとしての手腕もいかんなく発揮。チルドレンクーデターの最新作『Fear of Liberty - 自由の恐怖』に収録されていた「気違いソテー」の完全宅録テクノ・ヴァージョンもボーナス・トラックとして追加されている。
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JUN MORITA:LʼARTE DEI RUMORI DI MORTE(SPF-004)
¥2,200
都会の夜を徘徊しながら空間を切り裂くサウンド・モデュラリスト、森田潤の初ソロ CD。DJ /映像作家/クリエイターとしても活躍する森田の混沌と恍惚の美学をディスクに凝縮。 あ ら ゆ る 音 の エ レ メ ン ツ を 、 ノイ ズ の カ ケ ラ で さ え も 、 マ ッ シ ヴ に 乱 反 射 さ せ て 危 う い サ ウ ン ド ・ コ ラ ー ジ ュ へ と 進 化 さ せ る 類 い 希 な 音 響センス。2018 年 5 月に上演の芥正彦企画/演出によるノイズ・オペラ「カスパー」の音楽を佐藤薫と共に担当するなど、フィー ルドや手法を越境する森田の新境地がここに!
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Various Artists:Allopoietic factor(SPF-003)
¥2,200
シンセ奏者/サウンド・クリエイター/プロデューサーの家口成樹が選曲/編纂したコンピレーション・アルバム。PARAやEP-4、自身のソロ・プロジェクトkruispuntなどで活動する寡黙なる男が、その鋭い触覚で国内エレクトロ系アーティスト10組をチョイス。若手からベテランまで含めたその10組のアーティストは──ZVIZMO/TURTLE YAMA/bonnounomukuro/Singū-IEGUTI/Yuki Hasegawa/4TLTD/Natiho Toyota/black root(s) crew/Radio ensembles Aiida/EP-4 [fn.ψ]──(収録順) ライナーノーツ:大谷能生 パッケージデザイン:Material
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Radio ensembles Aiida:From ASIA(Radio Of The Day #2)(SPF-002)
¥2,200
A.Mizuki のソロ・ユニットであるラヂオ ensembles アイーダ「From ASIA (Radio Of The Day #2)」。2017年11月に発表された初作品集「IN A ROOM (Radio Of The Day #1)」の続編であり、Radio Of The Dayシリーズの第2作となる。前作では自室の音風景を切りとり繊細かつ大胆な不思議空間を表現していたが、本作ではタイトルどおり、BCLチューナーを抱えて訪れたアジアの街角でのフィールド・レコーディングで構成された不思議空間を創出している。 ライナーノーツ:富田克也 マスタリング:中村としまる パッケージデザイン:河村康輔
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EP-4 [fn.ψ]:OBLIQUES(SPF-001)
¥2,200
EP-4の別動ユニットEP-4 [fn.ψ]の初CDとなる「OBLIQUES」。2017年6月、大阪で行われたライヴの演奏を収録した作品。フィールド録音の変調や現実音を切り取って即興編集される佐藤薫のソニックスコープと純正律チューニングを自在に操る家口成樹の重畳的シンセサイザーが、ときにストリームのように、ときにはフィルミーに立体的な音空間を織りなす。安易なリズムやビートを徹底して排除したかのような音の洪水が空間を切り裂く、約60分間のシームレスなライヴ録音となっている。 ライナーノーツ:山本精一 パッケージデザイン:Material
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φonon T-shirt
¥3,000
CDレーベル『φonon(フォノン)』のロゴTシャツ。ラジエーターのようなレーベルロゴが分かる人には分かる。分からない人には分からない。ヘヴィーウエイトなボディにブラックのシルクプリントです。 素材:コットン100% (6oz) カラー:ホワイト サイズ:S / M / L / XL
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φonon T-shirt
¥3,000
CDレーベル『φonon(フォノン)』のロゴTシャツ。ラジエーターのようなレーベルロゴが分かる人には分かる。分からない人には分からない。ヘヴィーウエイトなボディにブラックのシルクプリントです。 素材:コットン100% (6oz) カラー:チャコールグレー サイズ:S / M / L / XL
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φonon T-shirt
¥3,000
CDレーベル『φonon(フォノン)』のロゴTシャツ。ラジエーターのようなレーベルロゴが分かる人には分かる。分からない人には分からない。ヘヴィーウエイトなボディにホワイトのシルクプリントです。▶︎▶︎身長175cm 男性 / サイズ XL 着用 素材:コットン100% (6oz) カラー:ブラック サイズ:M / L / XL
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φonon Boy T-shirt
¥3,000
CDレーベル『φonon(フォノン)』のロゴTシャツ。頭上にφマークをつけた梨ボーイが滑走しています。着ると勢いづきそうです。ヘヴィーウエイトなボディにブラックのシルクプリントです。▶︎▶︎身長160cm 女性 / サイズ M 着用 素材:コットン100% (6oz) カラー:ミリタリーグリーン サイズ:S / M / L / XL
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SP φonon T-shirt
¥3,000
CDレーベル『φonon(フォノン)』のロゴTシャツ。梨ボーイとロゴが合体したスペシャルロゴヴァージョン。フォノンとは、80年代に誕生したスケーティングペアーズというレーベルの一部門なのですね。みんなに教えてあげましょう!ヘヴィーウエイトなボディにブラックのシルクプリントです。▶︎▶︎身長160cm 女性 / サイズ L 着用 素材:コットン100% (6oz) カラー:杢グレー サイズ:M / L / XL
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2days 2eras T-shirt
¥3,000
CDレーベル『φonon(フォノン)』による初ショーケース・イベントの記念Tシャツ。平成と令和を跨いで行われるイベント用に製作されたもの。数年後、家宝になってしまうかもしれません。ヘヴィーウエイトなボディにブラックのシルクプリントです。 素材:コットン100% (6oz) カラー:ホワイト サイズ:M / L / XL
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φonon "dar Icog" フォノン・ルンタセット
¥1,200
チベットの寺院やストゥーパ、峠などでみかけるタルチョもしくはルンタと呼ばれる祈祷旗。カトマンドゥで製作されたレーベル"φonon"のロゴ入りルンタです。お部屋のインテリアはもちろん、いくつも繋げてお庭に吊るしたり、パーティー等にも役立つアイテムです。 チベットの祈祷旗 "ルンタ" の色の並び順は、青(天)・白(風)・赤(火)・緑(水)・黄色(地)。旗が風で揺れると、その旗が意味する厄災から人々を守ってくれる、もしくはその色に関する恩恵があると言われています。 サイズ(cm) 旗1枚の大きさ:15 × 17 と 22 × 23 二種セット
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MERZBOW×KAORU SATO 【KYOTO OCT 21 2018】CD Version
¥2,750
本作は2018年10月21日、京都メトロにて行われた「スローダウン」、「φonon (フォノン)」、「きょうレコーズ」という3つのレーベルのショウケース・イベントにおけるライブ録音が中心となっている。当日のイベントはまず佐藤薫のソロ演奏、途中からそこにメルツバウが加わりしばらく共演の状態が実現、そして佐藤が抜けメルツバウのソロ演奏へという流れであった。CDではこの一続きの演奏がほぼそのまま収録され、最初の25分ほどが佐藤薫のソロ、続く15分ほどが二者の共演、そしてそこから35分ほどがメルツバウのソロ演奏となっている。LPではA面に二者の共演部分が収められ、B面にはそれぞれがソロ演奏を基にエディットやミックスを施した2つのトラックが収録されている。http://studiowarp.jp/slowdown/merzbowxkaoru-sato%e3%80%8ekyoto-oct-21-2018%e3%80%8f/
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MERZBOW×KAORU SATO 【KYOTO OCT 21 2018】LP Version
¥3,300
本作は2018年10月21日、京都メトロにて行われた「スローダウン」、「φonon (フォノン)」、「きょうレコーズ」という3つのレーベルのショウケース・イベントにおけるライブ録音が中心となっている。当日のイベントはまず佐藤薫のソロ演奏、途中からそこにメルツバウが加わりしばらく共演の状態が実現、そして佐藤が抜けメルツバウのソロ演奏へという流れであった。CDではこの一続きの演奏がほぼそのまま収録され、最初の25分ほどが佐藤薫のソロ、続く15分ほどが二者の共演、そしてそこから35分ほどがメルツバウのソロ演奏となっている。LPではA面に二者の共演部分が収められ、B面にはそれぞれがソロ演奏を基にエディットやミックスを施した2つのトラックが収録されている。http://studiowarp.jp/slowdown/sdrsw61-merzbowxkaoru-sato%e3%80%8ekyoto-oct-21-2018%e3%80%8flp-version/